文字とは・・・

〜 〈文字〉を書いているのは〈脳〉 〜

脳
文字は利き手や利き腕が書いているのではなく、〈脳〉が書いているのです。
主に左脳が使われていると考えられ、まず前頂葉という部分でイメージされ、
そこから前頭葉という部分の運動プログラム領域を通って、脊髄を経由して、
利き腕に命令が下り、利き手、指が脳でイメージされた形を“線と点”で表現
し、構成されるということなのです。


こうして、脳がイメージした文字が形となって表れていたのです。人それぞれ脳が違うように、
書き出す文字も違う、つまり筆跡はそれぞれの脳を映し出す鏡ということになりますね。

「性格=行動 ←心=脳→ 文字」 つまり筆跡は行動の痕跡であるといえるでしょう。



〜 書は心の画 〜

本


中国の揚雄(紀元前53―西暦18)という著名な哲学者・文学者・言語学者
が、『法言』という著書の中で『書心畫也(書は心の画である)』と述べて
います。『“言”は“心”の“声(音、音声)”であり、“書”は“心”の“画(図象、
紋様)”
である。 書は人の内心を源とする思想や情感・修養・品徳などの
精神境界を外在に表現する
ものである』という意味をなしているそうです。
書(文字の形態や文章の章法)と書き手の内心の思想や情感、さらには品徳をも含めた人の本質
との間にきわめて密接な関係がある
 ことを理論的に関連づけ、古代中国の書法理論の二大潮流
のひとつ“尚意”の道を切り開いた人物といわれています。
天 (※漢字の構成を「1画 2画・・・」と数えるのも頷ける感じがしますね)

日本においても 古来より『書は人なり』という言葉があり、書には、それを
書いた人の内面が表れる
といわれています。

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